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深田隆之監督 初劇場公開作品
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2022/6/4 ROAD SHOW
Introdaction

Introduction

ふたりは惑星のように停滞した時間を彷徨う

自分を記憶する存在を求めて

第33回フランスのベルフォール映画祭 長編コンペティション部門にノミネートされ話題となった『ある惑星の散文』が4年の時を経て東京での劇場公開が決定! 世界が注目する濱口竜介監督作品『偶然と想像』の助監督をつとめた深田隆之監督、初の劇場公開作品。

『ある惑星の散文』は停滞した時間と距離を巡る映画です。誰の人生でも物事が上手く前進しない停滞した時間があるように、本作の登場人物達も停滞した時間を過ごします。しかし停滞している時間にも様々な葛藤や自分自身と向き合い想いを巡らす時間の豊かさが凝縮されています。心の機微を繊細に表現する俳優達の芝居にも注目ください。

​あらすじ

脚本家を目指すルイは海外に行っている映画監督の恋人アツシの帰りを待っている。スカイプ越しに会話を交わす2人は新しい生活への計画に胸を躍らせる。一方、芽衣子(めいこ)は精神疾患によって舞台俳優の活動を離れカフェで働いていた。そこへ急に兄のマコトがやってくるが…。人生の岐路に立つ女性2人が織りなすささやかな物語。

​出演

富岡英里子 中川ゆかり ジントク 渡邊りょう 鬼松 功 伊佐千明 矢島康美 水越 朋(声)

​スタッフ

撮影:山田遼 録音:渡部雅人 脚本:深田隆之、島田雄史 助監督:島田雄史 美術・制作:植地美鳩
ヘアメイク:谷川悦子 音楽:アルプ 英語字幕:村上静香 配給・宣伝協力:合同会社夢何生 製作:√CINEMA

​映画祭入選情報

第33回ベルフォール国際映画祭 長編コンペティション部門ノミネート

第12回ランデブー映画祭(フロリダ)

第12回福井映画祭

アメリカオレゴン州ポートランド美術館の日本映画特集にて上映

News
特報 公開
映画『ある惑星の散文』特報 / "Forgotten Planets"  Teaser

映画『ある惑星の散文』特報 / "Forgotten Planets" Teaser

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予告編 公開
​Cast
富岡英里子(相沢 ルイ役)
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プロフィール
神奈川総合高校個性科10期/日本映画学校俳優科22期女優・市原悦子が主演する舞台の演出助手等を経験し、在世中に朗読や芝居の稽古をつけてもらう。映画出演「誰かの花」(2022)奥田裕介監督 「書くが、まま」(2019)上村奈帆監督 他、ドラマ出演 テレビ朝日「桜の塔」「ハケン占い師アタル」他、舞台 Plant M「凜然グッドバイ」作・演出樋口ミユ 他、2022年「書いて、創って、演って、届ける」ことをテーマにした創作活動を開始。
コメント

現場は、毎回全員参加のミーティングから始まった。どの部も自分の持ち道具を置き、お互いのコンディションを確認し合い、その日撮るシーンについて話し合った。それは、お互いを一人の人として見つめ合う時間だった。台本の解釈について話し合う時、監督の最後の言葉はいつも「そんな気がします」だった。「こうなんです」と断定されるよりも遥かに信頼できた。みんなで話し合ったことを持ち寄り、各々が”スタート”から”カット”までそこで起きることを見つめ続けた。

「あなたはこの映画を観てどんな気がした?」と、多くの人と語り合いたい。

中川ゆかり(成瀬 芽衣子役)
プロフィール
1984年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学第一文学部卒業。映画美学校アクターズ・コース第1期高等科修了。ユーステール所属。2015年、鈴木卓爾監督の『ジョギング渡り鳥』で主演を務める。近年では『、に満たない。から』(2021・中田森也監督)、『見続ける涯に火が!』 (2021・宮﨑輝監督)、そして、深田隆之監督の8mm作品『わたし/あいだ/わたし』(2021)などに出演。俳優としての活動のほか、都立高校での演劇講師や、海外映画・ドラマの日本語吹替版制作のディレクション、プロデュースも行う。
コメント

福井映画祭での舞台挨拶の前でした。深田監督が仏・ベルフォール映画祭での上映後、現地の高校生に「この後二人はどうなるの?」と尋ねられたと教えてくれました。何気ない質問にも思えるこの一言は、足が止まりがちな私の背中を今も優しく押してくれています。今思えば、彼女はその名前から想起される大きな理想に気圧されて生気を自分の奥底に沈めてしまったかのようです。そんな彼女が、身近な世界の手応えに導かれて自分を取り戻す場所はやはり劇場、映画館なのでした。時を経て、今回の上映がどなたかと交差する機会となりますように。

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​ジントク
プロフィール
ダンサー・振付家・プロデューサー。広島県広島市出身。ダンスカンパニーCHAiroiPLIN(チャイロイプリン)プロデューサー兼ダンサー。ダンスカンパニー・コンドルズメンバー。2017年よりジントクに改名し近藤良平、スズキ拓朗作品の他に、蜷川幸雄、大植真太郎、平原慎太郎作品などに出演。その他、サカナクションPV出演など。様々な専門学校や大学などで身体実技の授業を担当。合同会社モダンタイムス代表。
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渡邊りょう
プロフィール

1983年生まれ。静岡県出身。TPT作品にて初舞台を踏み、以降 DULL-COLORED POP、劇団チョコレートケーキ、悪い芝居など、オリジナル性溢れるカンパニーへの出演が多い。最近では映画やドラマ、吹替えなど、活動の場を広げている。近年の出演作品は、舞台「赤目」「丘の上、ねむのき産婦人科」「サンソン -ルイ16世の首を刎ねた男-」「墓場なき死者」「無畏」、ドラマ「麒麟がくる」、映画「劇場版 仮面ライダーリバイス」「Arc アーク」、吹替え「ルーム301~秘密の扉~」など。

​Theater
Director
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深田隆之

1988年生まれ。2013年、短篇映画『one morning』が 仙台短篇映画祭、Kisssh-Kissssssh 映画祭等に入選。2018年『ある惑星の散文』が第33回ベルフォール国際映画祭(フランス)の長編コンペティション部門、国内では福井映画祭にてノミネート。2019年アメリカ、ポートランドで行われたJapan Currents、日本映画特集にて上映。また、濱口竜介監督『偶然と想像』の2,3話に助監督として参加している。

映画制作以外の活動として、2013年から行われている船内映画上映イベント「海に浮かぶ映画館」の館長でもある。社団法人こども映画教室の講師・チームファシリテーターとしても活動中。2021年からは愛知大学メディア芸術専攻で非常勤講師を務めている。

​ステートメント

『ある惑星の散文』は、かつてアメリカ軍が接収していた土地、横浜市本牧で撮影された2人の女性を巡る長編映画です。”陸の孤島”とも呼ばれる本牧という土地を舞台にしながら、人生の岐路に立つルイとメイコは様々な不安の中を漂います。2人は停滞した時間にいながらも、そこから少しずつ変化しようと動き出します。これが本作が見つめるささやかな物語です。そして、『ある惑星の散文』は距離をめぐる映画でもあります。登場する人物たちの物理的な距離、そして感情の距離が宇宙を漂う惑星のように静かに、しかし刻々と変化していきます。彼らはお互いに近づいては離れることを繰り返しますが、”近い”ことが最良の結末を迎えるとは限りません。

現在、このコロナ禍で私たちは他者との「距離」をこんなにも意識したことはありませんでした。6年前に撮影した本作が今を生きる私たちの感情に、不安と停滞に反響することを願っています。

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Cast
Director
Theater

Introduction

​あらすじ

脚本家を目指すルイは海外に行っている映画監督の恋人アツシの帰りを待っている。スカイプ越しに会話を交わす2人は新しい生活への計画に胸を躍らせる。一方、芽衣子(めいこ)は精神疾患によって舞台俳優の活動を離れカフェで働いていた。そこへ急に兄のマコトがやってくるが…。人生の岐路に立つ女性2人が織りなすささやかな物語。

​出演

富岡英里子 中川ゆかり ジントク 渡邊りょう 鬼松 功 伊佐千明 矢島康美 水越 朋(声)

​スタッフ

撮影:山田遼 録音:渡部雅人 脚本:深田隆之、島田雄史 助監督:島田雄史 美術・制作:植地美鳩
ヘアメイク:谷川悦子 音楽:アルプ 英語字幕:村上静香 配給・宣伝協力:合同会社夢何生 製作:√CINEMA

​映画祭入選情報

第33回ベルフォール国際映画祭 長編コンペティション部門ノミネート

第12回ランデブー映画祭(フロリダ)

第12回福井映画祭

アメリカオレゴン州ポートランド美術館の日本映画特集にて上映

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